池袋ミネラルショーが終了しました。
私が会場にいたのは設営日の午後からと最終日の3時以降の片付け、搬出時間だけなので、あまり会場の様子は知りませんし、会場を全部回って見る事もしませんでした。この期間は日光の中禅寺湖に2泊、鬼怒川温泉1泊、東京に戻って、上野、アメ横で買い物したり、写真を撮ったりしていました。
一応、良い物を展示(のみ)すると言っていましたので、シトリン双晶、イリノイの蛍石、ジョージア州のルチル単結晶、南アフリカのロードクロサイト群晶などを展示しましたが、聞いたところでは、ルチルの巨大単結晶は1日目に早々と片付けたそうです。というのはお客さん(入場者であって購入者ではない)や他のディラーがうるさい、そのスペースが有れば、他の商品が置ける(販売に繋がる)という事だったようです。
まず、シトリンの大双晶、これは、お友達鉱山からの出土です。恐らくシトリンの双晶では世界一のレベル。
イリノイの蛍石、こちらは、重晶石のベッドに無傷の単結晶に方解石が彩りを添えるものですが、こちらは失敗でしたね。太陽光だと素晴らしいブルーに輝くのですが、当方の証明は電球でしたので、色がくすんでしまっていました。展示した時に、私自身、あれっ!?っと思ったほどですから、皆さんだと一層????だったと思います。
ジョージアのルチルの巨大な単結晶。これも博物館以上のものです。一部に風化が出ていますが、70%以上はピカピカの金属光沢。重いんですよ。何Kgあるかは計っていませんが、、。
ロードクロサイトの群晶は今一つの人気だったようです。まあ、水晶の微結晶を被ってますし、周辺部の結晶が切り取られて持ち去られていますから、、。まあ、それでも今時は入手できない標本ですから、、。
あまりこれらの標本に関して述べるのはやめておきましょう。見た方、見なかった方、それぞれが楽しいショーであったならそれで良いのです。これらの標本は、当方でまた長い眠りに付きます。
来年は蛍石の巨大な単結晶(完全サイコロ型)でも展示しましょうかね? まあ、大きい、極めて重いなどの理由でやめるかもしれません。これは、国際フォーラムと名古屋のMFA展で展示したことがありますが、値段を聞いてくる方が多くて、、売り物じゃないので、、、いずれもサイト標本です。値段を聞かれても、値段なんて実は無いのです。ほとんどの方は価格が気になるようですが、恐らく一目見て、その価値が判る方は、値段を聞かないと思います。だって、素人が買える価格ではないのは一目瞭然で、例え、専門店でも無理な事は判るはずです。まあ、聞いて見たいという心境は判りますが、、。手が出ないと明確に判るものは、聞かない方が良いと思います。
当方は良い物を抱えて、隠しているという噂が業者さんの中にありますが、、まあ、そういった物もありますが、謎の多い鉱物店のほうが面白いでしょ。
さて話は変わって日光の話。当方ではあの鉱物が入荷しましたとか、これが良いですよ、、なんて話ははなっからするつもりがないので、、日光の話。
展示準備が終わってその日は横浜の宿へ、夜景撮影の予定でしたが、あいにくの雨、仕方ないですね。翌日、横浜からぶらぶらと池袋へ、4時頃日光方面へ。池袋から東北自動車道入口まで渋滞。乗ればスムースで、宇都宮からは日光道路。日光着が8時半頃でしたが、はっと気が付くと、ガソリン残量が少ない。日光市内を走ってみても、ガソリンスタンドは皆、閉まっている。こりゃまずい。はて~と困っりつつ走っていると、JR日光駅前に出て、そこに派出所があった。走り回ってもらちがあかないので、交番で開いていそうなガソリンスタンドがあるか聞いて見たのですが、日光市内は無理、今市に一軒だけ有りそうとの事なので、今市まで戻ると、助かった、開いていた。とりあえずはOKとなって、いろは坂。降雪のため、凍っている部分がありますね。
夜9時半にいろは坂を登ろうという車、は他に??いるやん。前に、パジェロだかランクルが、後ろに軽自動車、それぞれ100m程の間隔が開いている。少しスピードアップし、前に詰めようかな?とも思ったのですが、あまり詰めて、スリップに巻き込まれるとか、立ち往生のヘルプも嫌なので、だらだらと行く事にする。後ろの車も最初は付いて来てましたけど、どんどん離れて、ライトの明かりすら見えなくなって、引返したのかな? 当方はガソリン節約のため2輪駆動で坂を上る。雪質が登るにつれ、氷に。 はて? 表面に一部雪が残っているけど、下は氷? 確認のためブレーキを踏んで、タイヤのグリップを確認すると、どんどん滑って、しかも横滑りでガードレール方向に流されてる、ワオー、こりゃまずいやんか!!なんとか止めて、四駆に切り替え、もたついているうちに、前のパジェロだか、ランクルにさっさと行かれてしまった。四駆に変えて、またクリップチェック。タイヤから妙な音が?なんだろう?氷のエッジでタイヤ側面を切った?サイドミラーで音のするタイヤを見ながら運転し、タイヤのブレが無いかをチェック。安全な位置で、タイヤの空気圧をチェック。大丈夫なようです。下りはあっと言う間。長い下りかと思っていたのですが、すぐに、赤鳥居の中禅寺湖畔でした。中禅寺湖着9時50分。で、宿へ。おいおい真っ暗やないか?呼び鈴は?、、そんなもんなかった。参ったなあ。近くの公衆電話から電話を掛けてみるが、、200回位鳴らしても誰もでない。結構、ふざけた宿だなぁ~。また宿に取って返して、周囲を観察。宿の裏に道路が、見える。裏に回れば何か有るかな?裏に回ると、道路を鹿が走ってる。変わってるな、奈良か、ここは?と思うものの明かりが消えて、鍵が掛かっている。全く話にならんなぁ~。宇都宮まで戻って、安いホテルに泊まるという考えも浮かんでくるが、これを追い払って、電話に戻り、また150回位鳴らす。(携帯使ってないので、、はは!)誰も出ないね。しょうがないので奥の手。叩ける窓を、全部叩いて回る。誰かいたら起きるやろ? 一階、非常階段使って2階、裏手に回って3階と叩いていくと、裏手の先ほどロックされていた所に明かりが点いて、誰か出てくる様子。宿のやつ(インド人)宿泊予定日を間違えていました~等とぬかしている。ちょっとおかしい!(予約、通ってるのかな?、そもそも受付にPCなんて、無いやないか!)。
10時でお風呂は止めたので、湯温が下がらないうちにどうぞというので、部屋(大部屋、先客1人)に入って荷物を置いて、お風呂に。先客(まだ若い方)の方にも、もう入られました?まだお湯が温かいので、入るなら今のうちらしいですよと声を掛けると、それなら入るとの事。その方と長湯したせいか、寝たのは3時を回っていたかと、、。翌朝、7時頃、目が覚めると、まだ若い方は熟睡、そりゃそうですね。私は、撮影準備して、表へ。寒い季節なのに結構、人が歩いている。バスもいろは坂を下ってくる。ちょっと意外。
湖から雪山が美しい、
宿の後ろが男体山ですが宿からは全景が見えません。
湖を半周して、湯滝から湯の湖方面に。途中戦場ヶ原がちょうど良い光の加減で、すっきり見渡せ美しく、道端に車を止めて写真撮影しようかとも思いましたが、まあ、帰りにと思い直して通過。これは失敗でした。やはり光の良い状態で撮るべきでした。
湯の湖では駐車場が氷の坂道になっていたため、下りで入ったのは良いが、上り坂を登れずスタックする車が続出。
雪山素人が多いなあ~。いちいち助けません。私の車の横に太いタイヤを履いたドレスアップカー(車自体は中古外車かと)がいて、これは駐車場から出られないねとおもっていたら、やはりスタック。後から出て行った小型自動車(1000cc~1300cc位)の老夫婦が救助してました。
私は、空の雲が渦巻いてきれいでしたし、周囲の様子からこりゃロシア風の空だとばかり写真とってました。
湯滝駐車場にて
湯の湖からの眺めも良かったです。
湯の湖から
白根山方向へ行ってみようかとも思ったのですが、ガソリンの残量から見送りました。また次に行ってみたい場所です。
戦場ヶ原に戻って撮影。光が逆光気味。ちょっと残念ですが、逆光なら逆光で撮るべしというのが私の考えです。
戦場ヶ原
ちょっと寂しい雰囲気を出してみた戦場ヶ原
戦場ヶ原夕日までもう少し
三本松駐車場から男体山を望む
早めに宿に戻って温泉。白濁した硫黄臭の強いぬるっとしたお湯。あまり熱くないので、ゆっくり入れます。
この日は、年配の登山者の方1人と私だけ。この方は早々に寝られて、私は宿からお湯をもらってコーヒー造って、ラーメン作って、お菓子食べて、またお風呂入って、テレビ見て、寝たのは12時過ぎ。翌朝、9時頃、荷物をまとめて駐車場に出ると前日の青年が、、あれ!どうしたの?昨晩は?と聞くと、車で過ごしたとの事。寒かったでしょ、朝食をご馳走しましょうと誘って、湖畔のペンションへ。あれこれまた話しながら食事して、じゃあここでという時に、これって、食事代を差し出されたので、いやここは私がと断ったのですが、どうしてもと言うので、受け取りましたが、なかなか律儀な青年でした。じいさんの私としては、払いたかったのですが、、。
いろは坂を戻って、日光、今市から鬼怒川へ。鬼怒川一泊して、池袋に戻る予定が、なかなか宿が見つからない。駅で周辺地図を見ると、そう遠くないのに、、見つからない。何度か有りそうな所を往復して、やっと発見。看板小さいなァ~。
宿は駐車場には私の車だけ? ええっ!!結構、建物大きいんだけど~? そういえば道路沿いの大きなホテル、旅館、店じまいしてるよね。温泉ブームが去って潰れる旅館続出の様子。見た感じでは私の宿も、やばそうな感じ。
フロント、おじいさん一人、もう一人、年配の仲居さん一人だけ。チェックインして部屋に荷物置いて、駅まで電話を掛けに。
15分程して、戻ってくると、フロントのおじいさん「どなたでしょうか?」という。こりゃやばいよ。お客さんほとんど居ないのに、つい先ほど、「ちょっと出てくるので鍵を預けておきます。」と話した私を忘れている。
道路から駐車場、入口のあるフロントが6階、私の部屋は4階なのでエレベーターで下る。鬼怒川の川岸に建っている建物で川岸が1階、風呂場が2階。しんと静まり返ったホテル。そう言えば、電話に行ってる間に、誰か来たのか駐車場にもう一台車があった。一体、何人泊まってるの?川向こうのホテルは盛況だね。部屋は7割がた電気が点いてるけど、、こちらは?
窓から覗いていると、下でサルが騒いでいる。1本の木に5匹位取り付いて、何やら実を食べている。
鬼怒川温泉
エレベータで2階へ降りて温泉とか言っていたけれど、部屋の前にエレベータと階段もある、エレベータを待つより階段が早いねと階段を使って3階へ、ええ~とびっくり。3階は客室だけど、廊下の明かりが消されている。つまり誰もいない。
2階は大浴場と客室でもやたらとし~んとしている。案の定、大浴場には誰もいない。流しを見ると、2人位使った形跡が、、。
ま、いいかと入っていると、暫くして1人入ってきた。一人が一つの流しを使ったとすれば、私を含めて4人の客が居ることになる。脱衣所の籠も、2つ使われていたから、私と後から来た人物で都合4人の宿泊は間違いなさそうである。これに、ホテルのじいさんと、仲居さん(かなりの年配)を入れて都合6人。う~ん!何かあっても、助けは来ないね。
風呂を出て、部屋に戻り、フロントで借りた電気ポットでチキンラーメンなど作ってすすっていると、やはり寒気が襲ってくる。エヤコンはあるが部屋が大きくあまり暖房が効かないので、寝る前にもう一度、温まりにお風呂に。ちょうど10時過ぎ。入浴は12時までなので普通なら、入浴の佳境かと思うのだが、浴室には誰もいない。客室の風呂は使えなくなっているので、論理的に見て、やはり今日の泊まり客は4人という事になる。ところで鬼怒川の湯は、透明で若干の硫黄臭がある程度で、中禅寺湖温泉と比べると水に近い。温泉行くなら中善寺湖です。
ちょっと気になるので、一階を、、、真っ暗。2階、温泉だけど、客室は物音一つしない。2階には誰も居ない様子。3階は最初から真っ暗、4階は私以外には外のサルの声しか聞こえない。え~、こんなでかいホテルに4人だけ、しかも、どこにいるかも判らない人たち。薄気味悪いと言えば、まったくである。電気は点けたまま寝る事にした。風呂に入ったにも関わらず、背筋が寒い。大きいけれど、古~いホテル、曰く有りでも、おかしくない。外で猿が何やらガサガサやっているのを聞きながら、寝てしまいました。
何事も無く、朝になり、外の猿の声を聞きながら宿を出て東京へ。東北道、いきなり渋滞。なんやねんという感じ。会場に到着後、車を置いて、上野公園の写真撮影に、久々の上野、御徒町。アメ横でしっかりお土産(自家用)を買って、ようやく旅は終了。
来年はどこに?というのは、まだ少し早いかな。楽しいなぁ~一人旅。
喝采の色