テレビショッピング ジュエリーのお話し
つらつらとテレビのチャンネルを変えていると、テレビショッピングのチャンネルにぶつかります。何気に見ていると、大した事の無いものが、高値で出ています。これは一種の宗教と同じで、テレビで放送されている商品は信頼性が高いとでも思われているのか、非加熱ルビーの1カラットサイズのものが、50万円近くもしています。これに結構飛びつく人がいるから世の中面白いですね。非加熱で、熱処理されていないという鑑定書がついているようですが、非加熱であっても、別の着色処理がされている可能性については何も言及されません。着色処理、、、いわば色の改善、変更処理ですが、これは色々手法があり、加熱はその中の一つの方法にしか過ぎません。他の改善方法が施されているように見受けられますが、新しい鉱脈が出たと誤魔化されてしまいます。産地はミャンマー、つまりビルマの軍事政権下で鉱区は年5万ドルで、、、、誰でも掘れるという場所です。ここには鉱脈はありません。無いと言うと妙な話になりますが、露天掘りのような状態です。スリランカの宝石採集に似ていると言った方が良いかと思います。で、1カラットの非加熱以外の処理により、色が改善されたルビー、さて幾ら位でしょうか?想像つきますか? 私の思うに、これは信じればご利益のある仏像や壷と同じ商法です。なかなかうまみがあるなあ~と思っていますので、当方でも非加熱のカラーダイヤを出す事にしています。皆さん拝んでくださいね~。非加熱天然ダイヤですよ~。
テレビだから間違いの無い商品というものはありません。一見良さそうに見えても、どこかに誤魔化しが有ると疑われた方が良いでしょう。非加熱ルビーより台座のプラチナの方がはるかに高価だという事を覚えておいて下さい。1カラット程度だとその程度のものです。
私が思うに、非加熱だろうとその他の処理でも、また、天然そのものの石であろうと大した違いはありません。最も私が気にする点は、最終的なジュエリーやアクセサリーに加工された時点で、その色がピタリとはまるか?、好みに合うか?という点です。色は人の肌の色や服装、服の色や柄にマッチしている必要があります。非加熱であれ、天然そのものであれ、マッチしている事が重要です。薄い色のピンクのルビーは色がと思う方も多いかもしれませんが、そうでもありません。使う方の個性やゲザイナーのアイデアで石も生きたり死んだりします。念仏のように非加熱と唱えるのは、やめた方が良いかと思うのですが、まあ、そう考えている人は極く僅かなようです。