2010年8月
長く書いていませんでしたので、久しぶりに何か書いておきます。
サーバーストップについて
暫くサイトが全面ストップとなっていました。 と、同時に、パソコン2台(デスクトップとモバイル)も具合が悪く、影響の無かったのが少し古いノート型。XPバージョンのデスクトップ(すでに一線から引退)と娘のノート型。パソコンの不調の原因もサーバーストップの原因も、大きなデータ量が原因です。
サーバーストップの原因は短期間に160ギガバイト(これはサーバー側の言い分で、正確なデータ量は分かりませんが、私自身の推計では320ギガバイト程度)をデスクトップのディスクが満杯になったため、一時退避としてサーバーにアップロードしたため、サーバーのアップロード規程に引っかかり、ホスト側でURLを停止したためです。
規程では1日当り、最大2ギガバイト程度のアップロードしか認めていないようで、これをはるかに超えるボリュームを連日アップしていましたので、ストップされてしまいました。
本来はエクスターナルディスクに退避すべきなのですが、手持ちのエクスターナルディスクもすでに一杯で、600ギガ程度の退避エリアが必要でしたので、容量無限大のサーバーでとりあえず一時しのぎをと思った次第です。 1日の容量が僅か2ギガ程度とは、、説明なんて読まずに使っていますからね。 仕方なく、2台目のエクスターナルディスクを買ってきて、修復しましたが、面倒臭い話です。
ところでこの一件で、思いがけず、システム上の欠点が露見しました。これは、従来は(旧ショップの頃は)ホストが2箇所あり(全く別な独立したサーバーが2箇所ありました)、1箇所がだめでもすぐに別サーバーに切り替えられたのですが、現在のデーターベースタイプのショップにしてから、データベースの関係で、逃げられなくなってしまった事をすっかり忘れていました。つまり、データ自体がホスト側の所有物になっており、このデーターの再構築が別サーバーではすぐにできないという、当たり前の事を忘れていました。
そこで、今回の一件を省みて、近々(気が向いた頃)、データベースタイプから、旧ショップの記述式HTMLタイプに戻そうかと思っています。デザイン等を一新してと思っていますが、デスクトップが依然、不調ですので、暫く時間が掛かるかと思います。
名古屋ショーのお話し
名古屋鉱物ショー、昨年は確かあまり天候に恵まれず、人出が少なかったように記憶していますが、今年は普通の混み方だったように思います。出展者の皆さんはどこも概ね(幾つかの業者さんを除き)好調なようでした。当方はいつもとあまり変わらずの売り上げ(悪い)ですが、今年はさらに内容が非常に特徴的でした。 展示品には3種類あって、売れては困るもの(売れると補充の効かない、1級品)と、探せばまだ入手できる一般品の中の上物(2級品)、補充の簡単な(つまり世界にはまだ、ごろごろしていて、入手の簡単なもの)3級品以下があります。多くの業者さんは3級品以下で利益を出すのですが(このやり方が業者としての正しいやり方なのですが)、当方ではこうしたやり方(3級品以下を安価に大量に売って稼ぐ方法)はあまり好きではなく、他店で扱われないものを少量を取り扱うだけにしているため、ほとんど利益にはつながりません。
いつものように展示会では上級品少々に、中級品、極く一般的ですが、あまり他の方が出されないような品物で構成しましたが、価格の安い品物は全く動かず、少量の上級品が出てしまいました。先にも書いたように、これは困った事で、一級品、美品は補充が効かないか、極めて困難な状態です。 このため、特に最近は一級については、多くを持ち出さないようにしています。特にクラッシックの極上品については、秘蔵品とさせて頂いています。
他に2社ほど1級品(???)を販売していると自称されている業者さんがおられるため、そちら任せで良いかと思っていますが、どちらかと言えば、私自身もコレクターなので、過去に手元にあった1級品を、なんとかそれに近い代替品でリカバリーしておきたいと思っています。
ところがここ数年、美品の価格はうなぎ登りで、昨年は入手価格400ドル、今は1000ドル超えがざらですので、入手時の価格ベースを元に販売すると、当方のレートなどでは、今年の買いができない逆ザヤを生じている事が多く、多くの1級品リストに穴が空いている状態になっています。これはコレクターとして大変寂しい状態です。当方の標本は古い入手が多く逆ザヤが当たり前のようになっている上、以前ほどの美品はもう入手できなくなっています。もう美品の世界は終わりに近づいていると感じます。
ここ暫く、どちらかと言えば、なるべく一般的な価格帯の新規産出品などを中心に比較的安価な標本を求めていましたが、どこもそうした傾向で、あまり売れ行きも良くありません。どの道、売れないなら個人コレクションとして持っておきたい標本を入手しておいた方が良いのでは?と思い、標本の入手グレードを15年程度以前のレベルに戻す事にしました。これは1級品またはそれに準ずるレベルを中心に、貴重な名品に限定するという形です。極めて少ない美品の入手は今しかなさそうです。
鉱物ショーやその終了後、お店を見たいという方が多いのですが、店舗はずっと以前に閉めてしまっています。店舗のあった時ですら、少量の貴重なサンプルは展示せず、秘蔵品にしていましたので、当方の在庫の全容を知る方は一人もいないというのが実情です。個人的に見せて欲しいという方もおられますが、お断りしています。見せると面倒な事になるのが判っていますので、、。 知らない方が夢があっていいのでは?と思います。
レインボーガーネット
名古屋会場で天川クリスタルさんが、レインボーガーネットのタンブル品を出しておられました。おー素晴らしい出来です。で、少量買い求めました。当方のバイブレーションタンブラーでは到底作れそうにありません。(ロータリータイプを使っているように思われます。今度、聞いてみよう!)実に美しい石です。 また、小室さんのところで、古い国産水晶標本を求めさせて頂きました。大変美しく、価格も安く、うれしい限りです。
サイトの写真
いつも思うのですが、サイトの写真が良くありません。 これは機器が古く、接写能力が低く、焦点を合わせているうちに、色変動が起きる、明るさが変わる(CCDのチャージ変動が起きている、積分回路にでもなっているのかと疑うばかり)など、もろもろの原因があり、新しい機器に代えたいと考えていたのですが、1号機(昨年末に不具合の発生で死んでしまいました)から2号機に代わり、ますます悪くなってしまいました。ソフトで修正をしていましたが、修正の手間と時間が馬鹿馬鹿しく、そろそろ限界。9月末頃から新しい機器での写真に切り換えます。サイトの再HTML化、標本レベルなどを含め、現在、内容を検討中です。
アクセサリー、ジュエリー
ここ1年近く、ブレスレットやネックレスが好評です。これらの量を増やす方向です。ワイヤーではペンダントから帯留めなどの分野に展開します。この中で、現在のネット編みの手法を拡張します。現在、国内ではネット編みで作るワイヤー作品は当方以外おられないようですが、(原因は時間と手間が掛かるため)、当方では、ネット編みの手法を改善し、より高度な製品とする方向に移行したいと思います。デザイン性を高めたいと長年考えていましたので、これを実現する方向です。製作時間と手間を考慮すると、一般的な石には向かないため、かなり上級の石を用います(多くが内部使用になってしまい、表に出ない可能性が、、大きいかも、、??)。 まあ、何点か出せればと思っています。
サンストーン
最近のお気に入りがサンストーンです。といっても一般的なサンストーンではなく、オレゴンサンストーンの赤と緑の混在品か緑だけのもの。 赤だけでもでも大変きれいで、特に透明感の強い石の内部に、強い赤の入っているものや、緑の混在するものがお気に入りです。緑入りは男性向きかとも思います。残念な事に、オレゴンサンストーンは展示会などでも持っている方は少なく、持っていても、B級品がせいぜいです。恐らく見た事もない方が多いかと思います。大変美しく、力強く、清清しい石で、優しい雰囲気も持っています。A級品は大変高価で、オレゴンサンストーンは4つの鉱山に供給元が限定されており(最近、メキシコでも新しく産出が確認されましたが、、まだ市場には出ていません。)価格コントロールされているため、入手は難しいと思いますが、どこかの鉱物屋さんかアクセサリーショップで見たら、じっくり眺めて見てください。古典的な石ですが、あまり知られていない、素晴らしい石だと思います。
奈良灯火会
名古屋ショーとぶつかっていたため、今年は行けませんでした。残念!! また来年行きたいと思います。
蛍石
蛍石のコレクションが多いのですが、ほとんど人には見せません。蛍石は全品販売禁止にしているというレベルです。ベストなものはと聞かれます。甲乙付けがたい標本が多いのですが、第一はイリノイのブルーの単結晶で、直方体です。真っ白な重晶石の美しいひだ状の結晶をまとったもので、過去に見た事のない明るい素晴らしいスカイブルーの無傷の直方体の大結晶に、小さな、これまた美しい犬牙状の方解石が理想的に数個付いています。氷の女王とも言うべき至高の標本です。第二は恐らく英国のもので、カットした宝石とも言える素晴らしい光沢と透明度を持つ群晶で、英国の誇りを象徴するダークブルーの標本。息をのむ結晶の素晴らしさは、普通の1級品と言われているレベルをせせら笑うほどの凄さです。 古典の中にはとんでもないものがあります。思うに、こういった物を見てしまうと価値観が変わってしまいますので、見ない方が良い。一級品として販売されているものが実は違うという事が判れば、つまらないでしょう。 こうした古典はもう入手が不可能ですので、知らない方が幸せなのだと思います。ですので、写真も撮影しませんし、もちろん展示会に持ち出す事もありません。
ロードクロサイト
名古屋ショーで当方自慢の大型単結晶が出てしまいました。もう一点さらに大きな単結晶があり、こちらはすでにストップとなっています。この販売済みとなったロードクロサイトですが、実は販売するかどうか一瞬悩んだ末、販売してしまいました。
まあ、展示してあった事もあり、後進のコレクターの方々に美品入手の希望を与えるのも当方の役目かな?とも思いますので、販売いたしました。 高価な結晶ですが、国内では一番安く、高品質の大型結晶だと信じています。
この後が大変で、販売する時に、ちらりと思い出したのが、英国のコレクターが亡くなり、遺族が売りに出している標本の中に、このロードクロサイトがあったことです。これがなければ、販売を躊躇し、お断りしたかもしれません。結局、このコレクター遺品のロードクロサイトの入手がまだできるとの事で、こちらを入手する事にしました。高額なのは判っているので、家内と相談して、売れた代金全額を回す事でなんとか入手。円高に後押しされた事もあるのですが、、。 記憶がややあやふやなのですが、実はこの標本、ずっと以前にアフリカの業者が売りに出していたものかと思います。同じものを見た記憶があります。当時も高額でしたが、今はかくやというレベルです。1個売って、1個仕入れ、それが非売品になるのですから、店頭の品が減るのも押して知るべしです。
円高
鉱物の仕入れには有難い円高ですが、鉱物価格は円高などでは吸収しきれないスピードで進んでいますが円高が味方になっているのも事実です。今のうちに1,2点でも穴の開いているリストを埋めるようにしたいと思っています。ちらちらっと良さそうなものを探してみると、比較的安い価格で良い物が入手できる種類もありますので、まずはそちらからと思っています。何点かサイトにも掲載できるかな?と思っています。